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GODDESS SHIVA 広瀬氏(BURRN!)CDライナー解説(1)
抒情的でキャッチーなメロディが印象的なドイツのヴェテラン・ハード・ロック・バンド、SINNER。
リーダーのマット・シナー
マット・シナーに言わせると「PRIMAL FEARはメタル、SINNERはハード・ロック」という線引きが彼の意識の中で行なわれているそうだが、'80年代に僕達リスナーが感じたのは、「ニュー・ウェーヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタルへの、ドイツからの返答」こそSINNERであり、マットのTHIN LIZZYへの傾倒が生み出す魅力的なツイン・リードと抒情的なメロディ・ラインをワイルドに歌う男臭いヴォーカルとがメタル・サウンドの上で織り成す独特の世界は、まさしく“ドイツの生んだ良心的メロディック・メタル”そのものである、ということだった。
'80年代には遂に日本盤がリリースされることがないまま解散してしまったSINNERだが、'90年代に再結成されて以降は順調に日本盤も発売され、ようやく正当に評価されるようになった。嬉しい限りである。1998年にデビューしたPRIMAL FEARはヨーロッパのパワー・メタル・ブームの中で大きな人気を得て、SINNERよりもそちらで忙しくなった感もあるマット・シナーだが、決してSINNERをないがしろにすることなく、多忙なスケジュールの合間を縫ってはSINNERのアルバムもリリースし続け、ツアーも行なっている。
今年になって発表されたSINNERの最新アルバム「MASK OF SANITY」はプレスやファンからの評価も高く、“SINNERが放った会心の一撃”といったところだ。僕のように'80年代初期からSINNERを追い掛けている人間にとっては、まさしく「これぞSINNERだ!」と言いたくなる傑作である。
…と、このようにSINNERを熱く語りたい僕のようなオールド・ファンにとって、長らく“幻のバンド”だったのが、SINNER結成以前にマット・シナーが組んでいたSHIVAなるハード・ロック・バンドだ。この、インドの破壊神の名を戴いたSHIVAというバンドがトリオ編成であったことだけは判っていたが、彼らは正式なレコード音源をリリースすることなく消滅したため、どんな音楽性だったのか等、その実体は全く不明であった。
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日時: 2007年02月07日 19:11
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